引き寄せの法則は55回書く！？願いが叶うノート術の基本と秘訣

「引き寄せの法則 55回書く」というメソッドに興味をお持ちでしょうか。

この方法は、ただ願い事を書くだけでなく、あなたの潜在意識に深く働きかけるための具体的なテクニックです。

しかし、実際に試してみようと思うと、「引き寄せの法則のコツは？」「引き寄せノートに何を書くべきですか？」といった疑問が浮かぶかもしれません。

また、一部では「引き寄せの法則の落とし穴は？」「引き寄せの法則は危険ですか？」といった懸念の声も聞かれます。

この記事では、55×5メソッドの正しいやり方から、その効果を最大限に高めるための68秒ルール、そして何よりも大切な確信の持ち方、日々の感謝の実践まで、網羅的に解説します。

あなたの願いを実現させるための、安全で効果的な羅針盤となるはずです。

この記事のポイント

55×5メソッドの具体的なステップとアファメーションの作り方
願望実現を加速させる「68秒ルール」や「感謝」といった核心的原則
引き寄せノートを最大限に活用するための具体的な記入内容
多くの人が陥りがちな落とし穴や、実践における注意点

引き寄せの法則「55回書く」の基本と実践法
引き寄せの法則「55回書く」を成功させる秘訣

引き寄せの法則「55回書く」の基本と実践法

①55×5メソッドの具体的なやり方
②引き寄せノートに何を書くべきですか？
③願望実現に不可欠な確信の力
④思考を加速させる68秒ルール
⑤なぜ毎日書くことに意味があるのか

①55×5メソッドの具体的なやり方

55×5メソッドは、特定の願望（アファメーション）を5日間連続で、毎日55回書き続けるという非常にシンプルかつ強力な願望実現テクニックです。

合計で275回も同じ願い事を手で書くという行為を通じて、その願望を顕在意識のフィルターを越えて、潜在意識の奥深くに直接刻み込むことを目的としています。

この儀式的な反復作業が、あなたの意識を願望実現へと強く方向付けるのです。

ステップ1：効果的なアファメーションを作成する

このメソッドの成否は、最初のアファメーション作りで決まると言っても過言ではありません。

以下の3つのルールを守って、あなたの願いを力強い言葉に変換しましょう。

アファメーション作成の3大ルール

肯定的な表現を用いる：「借金をしたくない」ではなく「私は経済的に豊かで自由です」のように、「何を望むか」に焦点を当てます。潜在意識は否定形を認識しにくいため、望まない単語に意識が向かうのを避ける必要があります。
現在形で書く：「理想のパートナーが欲しい」ではなく「私は理想のパートナーと素晴らしい関係を築いています」のように、既に願いが叶ったかのように記述します。これは、脳に新しい現実を「事実」として認識させるためのテクニックです。
感情を込める：「新しい家に住めて、毎日が喜びに満ちています」のように、その願いが叶った時に感じるであろうポジティブな感情を具体的に言葉に含めることで、アファメーションはより強力なエネルギーを持つようになります。

ステップ2：書くための準備と実践

誰にも邪魔されない静かな時間を、毎日15分から30分ほど確保してください。

特に、心がリラックスしていて潜在意識の扉が開きやすいと言われる朝起きた直後や夜寝る前が効果的です。

メソッド専用の、あなた自身が気に入ったノートとペンを用意することも、儀式への没入感を高める上で重要です。

準備ができたら、作成したアファメーションを心を込めて55回、丁寧に書き写していきます。

単なる作業にならないよう、一回一回、その言葉が持つ意味と、願いが叶った時の素晴らしい感情を深く味わいながら書くことが大切です。

ステップ3：5日間継続し、そして手放す

このメソッドは5日間連続して行うことで、その効果を最大限に発揮します。

途中で中断してしまうと、潜在意識への刷り込みが中途半端になる可能性があるため、勢いを保つためにも継続が鍵となります。

そして、5日間の儀式が完了したら、最も重要なステップである「手放す」に移ります。

書いた願いへの過剰な執着は、「まだ叶っていない」という欠乏のエネルギーを生み出してしまいます。

「やるべきことは全てやった。あとは宇宙や潜在意識が最善の形で叶えてくれる」と信頼し、一度その願いを忘れるくらいの気持ちでいることが、かえって実現を早めるのです。

②引き寄せノートに何を書くべきですか？

引き寄せノートは、55×5メソッドを実践するだけの単発的なツールではありません。

あなたの人生を理想の方向へ導くための、継続的なパートナーとなり得るものです。

効果的な引き寄せノートには、主に4つの核となる要素を盛り込むことをお勧めします。

あなたの願望（「求める」こと）

ノートの中心となる部分です。アファメーションの形式で、あなたの願いを具体的に記述します。

「幸せになりたい」といった曖昧なものではなく、「私は新しいテスラモデル3のミッドナイトシルバーを運転し、心からの喜びを感じています」のように、五感をフル活用して、情景が目に浮かぶほど具体的に書くのがコツです。

なぜそれを望むのか、その願いが叶った先にある本当の感情的な報酬（安心感、自由、喜びなど）まで書き出すと、願望が自身の価値観と深く結びつき、モチベーションが強化されます。

感謝の記録（「受け取る」こと）

毎日、どんなに些細なことでも構いませんので、3つから5つの感謝できることを見つけて書き出すセクションを設けましょう。

「美味しいコーヒーが飲めた」「友人と楽しく話せた」など、当たり前の中に豊かさを見出す訓練です。

これは、あなたの意識の周波数を「欠乏」から「豊かさ」へと切り替えるための最も効果的な習慣となります。

まだ実現していない願い事に対して、「〇〇を受け取ることができ、心から感謝しています」と、先に感謝を述べる「予祝」も非常にパワフルです。

成功の証拠集め

「引き寄せが働いている」と感じるシンクロニシティや小さな成功体験を記録するページです。

「考えていた友人から連絡が来た」「欲しかった本の情報が偶然目に入った」など、どんな小さなことでも構いません。

これらの「証拠」を書き溜めていくことで、引き寄せの法則が自分にも機能するという確信が育ちます。

インスパイアされた行動ステップ

見過ごされがちですが、非常に重要な要素です。

大きな願望に対して、「今日からできる小さな一歩」を書き出します。

例えば、「理想の仕事に就く」という願いなら、「求人サイトを10分だけ見てみる」「関連する本を1ページ読む」などです。

このステップにより、スピリチュアルな実践が現実世界の具体的な行動と結びつき、願望がただの空想で終わるのを防ぎます。

上級者向けノートテクニック

ノートの活用に慣れてきたら、「未来日記（スクリプティング）」も試してみてください。

これは、未来の特定の日付を設定し、その日一日を、全ての願いが叶った自分で過ごしたかのように詳細に記述する手法です。

感情や五感をフルに使って書くことで、望む未来をリアルに体感し、潜在意識に強くインプットすることができます。

③願望実現に不可欠な確信の力

引き寄せの法則に関する様々なテクニックが存在しますが、その全ての土台となるのが「確信」です。

どれだけ熱心にアファメーションを書いても、心の奥底で「どうせ無理だ」「自分にはそんな価値はない」と信じていては、ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるようなもので、現実は変わりません。

真の確信とは、願いを口にする顕在意識と、無意識の行動を司る潜在意識の信念が完全に一致した状態を指します。

この信念の力は、科学の世界における「プラシーボ効果」によく似ています。

これは、効果のない偽薬であっても、患者が「効果がある」と強く信じ込むことで、実際に症状が改善する現象です。

私たちの脳は、信じたことを現実化しようと働く力を持っているのです。

同様に、「私は幸運だ」と確信すれば、脳は幸運の証拠ばかりを自然と集め始める「確証バイアス」という働きもします。

では、どうすれば確信を育てることができるのでしょうか。

最も効果的な方法の一つが、「既になりきって」行動することです。

例えば、経済的な豊かさを望むなら、今の自分にできる範囲で、豊かな自分ならするであろう選択や振る舞いを意識してみるのです。

これにより、セルフイメージが徐々に書き換わり、内面と外面の現実が一致し始めます。

最初は「フリをする」ことに抵抗があるかもしれません。

しかし、これは自分自身を騙すためではなく、脳に「これが新しい当たり前だ」と教え込むためのトレーニングなのです。

まずは「理想の自分なら、この場面でどんな表情をするだろう？」と考えることから始めてみるのがお勧めです。

④思考を加速させる68秒ルール

68秒ルールは、思考に現実化のエネルギーを吹き込むための、非常に具体的でパワフルなテクニックです。

この概念によれば、一つの思考に雑念なく17秒間集中できると、その思考はエネルギーを引き寄せ始め、さらにそれを4回繰り返した合計68秒間、純粋な思考と感情を保ち続けることで、その思考は物理的な現実化を開始するのに十分な勢い（モメンタム）を得るとされています。

この実践の鍵は、単にアファメーションの言葉を頭の中で唱えることではありません。

最も重要なのは、その願いが既に現実になったと想像し、その時に感じるであろう「感情」に完全に浸ることです。

例えば、理想の家が手に入ったと想像し、その家のリビングに立っている感覚、新築の香り、窓から差し込む光、そして胸いっぱいに広がる喜びや安堵感、興奮といった感情を、疑いの思考を一切挟まずに68秒間味わい尽くします。

実践中の注意点

実践中に「でも、まだ現実は違うし…」といった疑いや否定的な思考が浮かんでくるかもしれません。

それは自然なことですが、その思考に気づいたら、優しく受け流して再びポジティブな感情に意識を戻してください。

思考の純粋さが、このルールの効果を最大限に引き出す鍵となります。

感情は、思考を現実化させるための「燃料」のようなものです。

感情を伴わない思考は、ガソリンの入っていない車のように動き出しません。

68秒ルールは、この強力な感情という燃料を生成し、願望実現のエンジンに点火するための、集中力と思考の訓練法と言えるでしょう。

⑤なぜ毎日書くことに意味があるのか

55×5メソッドや引き寄せノートの実践において、「毎日続ける」ことは非常に重要な意味を持ちます。

一見すると地道で労力のかかる作業に思えるかもしれませんが、この継続的な行為の裏には、私たちの脳と心理に働きかける確かな理由が存在するのです。

第一に、反復による潜在意識の再プログラミング効果があります。

私たちの潜在意識は、繰り返しインプットされた情報を「重要なもの」「事実である」と認識する性質を持っています。

毎日願い事を書き続けることで、批判的で疑い深い顕在意識を通り抜け、「自分は願いを叶えるにふさわしい」という新しい信念を、人生のOSとも言える潜在意識に直接インストールしていくのです。

第二に、脳の「RAS（網様体賦活系）」という機能を活性化させる効果です。

RASは、脳に入る膨大な情報の中から、自分にとって重要だと認識している情報だけをフィルタリングして意識に上げる役割を担っています。

毎日願い事に意識を集中させることで、「この情報が重要だ」とRASをプログラムすることができます。

その結果、今まで見過ごしていた願望実現に関連するチャンスや情報、人脈に自然と気づきやすくなるのです。

そして最後に、心理的な「一貫性の原理」と「サンクコスト効果」が働きます。

多くの時間と労力を費やして毎日書き続けるという行動は、「自分はこの目標達成に本気でコミットしている」という自己認識を生み出します。

人は一度コミットした事柄に対して一貫した行動を取りたくなるため、無意識のうちに願望実現に繋がる行動を選択するようになります。

この「結構しんどい」と感じるほどの労力こそが、逆説的に自分自身への強力な動機付けとなっているのです。

引き寄せの法則「55回書く」を成功させる秘訣

①感謝が引き寄せの波動を高める理由
②知っておきたい引き寄せの法則のコツは？
③よくある引き寄せの法則の落とし穴は？
④引き寄せの法則は危険ですか？
⑤まとめ：引き寄せの法則「55回書く」

①感謝が引き寄せの波動を高める理由

もし、引き寄せの法則の実践において、たった一つだけ何かをするとしたら、それは「感謝」であるべきだと言われるほど、感謝は願望実現のプロセスにおいて絶大な力を持ちます。

感謝は単なるポジティブな感情というだけでなく、あなたの存在そのもののエネルギー状態（波動）を、願望が叶いやすい周波数へとチューニングするマスターキーなのです。

私たちの意識が「持っていないもの」や「足りないもの」に向いている時、私たちは「欠乏」の波動を発しています。

「類は友を呼ぶ」という法則の通り、欠乏の波動は、さらなる欠乏の現実（お金がない、愛されないなど）を引き寄せてしまいます。

一方で、感謝は、意識の焦点を「既に持っているもの」「満たされているもの」へと強制的に向けさせます。

たとえそれが、温かいベッドで眠れることや、蛇口から水が出るといった当たり前のことであっても、それに意識的に感謝することで、あなたのエネルギー状態は「豊かさ」の波動へと変わります。

そして、豊かさの波動は、さらなる豊かさ（予期せぬ収入、素晴らしい人間関係など）を引き寄せるのです。

感謝は、生まれつきの才能ではなく、筋肉のように鍛えることができるスキルです。

最初は感謝できることが見つかりにくいかもしれませんが、毎日意識的に探す練習をすることで、日常に溢れる無数の恵みに気づけるようになります。

引き寄せノートに感謝リストを作るのは、この「感謝筋」を鍛えるための素晴らしいトレーニングと言えるでしょう。

感謝を実践することで、あなたは宇宙に対して「私はすでに満たされています。

もっと素晴らしいものを受け取る準備ができています」という強力なサインを送ることになります。

この受容的な状態こそが、願望がスムーズに流れ込んでくるための土台を整えるのです。

②知っておきたい引き寄せの法則のコツは？

55×5メソッドや様々なテクニックを実践しても、最後のピースが欠けていると、願望実現はなかなか進みません。

その最も重要で見過ごされがちなコツが、「インスパイアされた行動」を起こすことです。

引き寄せの法則は、ソファに座って願望が天から降ってくるのを待つだけの、受動的な魔法ではありません。

思考や感情で宇宙にオーダーを出すのが第一歩だとすれば、そのオーダーされた品物を「受け取りに行く」のが行動の役割です。

ここで言う行動とは、無理やり「頑張る」といった苦しい努力とは少し違います。

それは、願望に意識を集中させているうちに、ふと「〇〇さんに連絡してみようかな」「この本が気になるから読んでみよう」といった形で、自然と湧き上がってくる直感的なアイデアや衝動のことです。

このインスパイアされた行動は、多くの場合、抵抗なくスムーズに、そして楽しく感じられます。

なぜなら、あなたの内なるナビゲーションシステムが「こっちの道がゴールへの近道だよ」と教えてくれているサインだからです。

この小さな一歩を踏み出すことで、現実が動き始め、次の扉が開かれていきます。

引き寄せの法則は、思考と感情、そして行動の三位一体で機能します。

思考で種をまき、感情で水を与え、そして行動で収穫する、というイメージを持つと分かりやすいかもしれません。

あなたのノートに行動ステップの欄を設けるのは、この最後の収穫のステップを忘れないようにするためなのです。

③よくある引き寄せの法則の落とし穴は？

引き寄せの法則を実践しているのになかなかうまくいかない場合、いくつかの共通した落とし穴に陥っている可能性があります。

これらを知っておくことで、無駄な遠回りを避け、より効果的に願望実現のプロセスを進めることができます。

引き寄せ実践における5つの主な落とし穴
落とし穴	具体的な内容と解説
「欠乏」への焦点	「願いはまだ叶わないのか？」と頻繁に確認したり、不安になったりする行為です。これは「まだここにない」という欠乏の現実に意識を向けていることになり、かえってその状態を強化してしまいます。手放しと信頼が重要です。
潜在意識のブロック	意識では「豊かになりたい」と願っていても、潜在意識の奥深くで「自分にはお金を受け取る価値がない」といった自己肯定感の低さや罪悪感があると、内なる対立が願望実現を妨害します。
願望の具体性の欠如	「幸せになりたい」「お金持ちになりたい」といった曖昧な願望は、宇宙（潜在意識）にとって、宛先不明の注文書のようなものです。何を、いつまでに、どのように感じたいのか、具体的に定義する必要があります。
行動の欠如	前述の通り、思考だけで現実が変わるのを待つのは魔法的思考です。インスピレーションに基づいた現実的なステップを踏み出すことで、初めてエネルギーが物理的な形を取り始めます。
非現実的な期待	実践すればすぐに、何の障害もなく願いが叶うと信じ込むことです。願望実現の過程では、挑戦や学びが必要な場合もあります。最初の障害で諦めてしまう原因となるため、柔軟な姿勢が求められます。